11月からでも間に合う高校受験対策|最短で仕上げる勉強の優先順位

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秋になって何もできていなくてもまだできることはたくさんあります!

11月になっても全然受験対策できていない!

なかなか大変な状況ですが、まだここからできることはたくさんあります。ポイントはただ1つ。

“やることを絞って、弱点を最速で埋める”

11月以降は、広く勉強しても間に合いません。
逆に言えば、優先順位さえ正しければ、あと数ヶ月でも十分に伸びます。

この記事では、
「今まで対策が十分できていなかった」
「11月から一気に仕上げたい」
というご家庭向けに、最短ルートだけ をまとめました。

今までやっていなかった分、伸びしろもたくさん!正しい方法でやれば充分に伸びていきます!

11月スタート組がつまずきやすいポイント

今まで勉強が順調ではなかった子に共通するのは次の点です。

  • 過去問がまだできていない
  • 苦手“分野”が分からない
  • どこから手をつけていいか曖昧
  • 勉強が“広く浅く”になりがち
  • 焦る→手が止まる、の流れに陥りやすい

ここで強調したいのは、

全部やろうとすると、確実に間に合わない。

ということ。

だから、
絞る → 埋める → 伸びる
というシンプルな流れが最強なのです。

まずは過去問1年分で現在地を把握する

最初にやるべきはやはり過去問。ここがゴールなのですから、ここから逆算するのが一番効率的かつ効果的。

■過去問1年分

※時間は計らなくてOK
※点数は気にしなくてOK

目的は点数ではなく、

どの分野で点を落としているのかを知るため。

この段階では「苦手の種類」を知るだけで十分です。

  • 英語 → 長文が読めない/単語が分からない
  • 数学 → 関数が解けない/図形の基本が弱い
  • 国語 → 古文で大失点
  • 理科 → 電流が壊滅
  • 社会 → 中近代の歴史があやふや

ここまで分かれば、11月以降の勉強は一気に効率化します。

科目別|11月から間に合わせる最短対策

英語|文法の穴を“薄い問題集”で特定するのが最短

英語は地域によっては 長文主体の出題 が多く、過去問だけでは弱点が見えにくい場合があります。

そこで最短ルートは、

薄い市販の文法問題集で全範囲を軽く触れて、苦手文法をあぶり出す。

  • 間違えた文法だけスタサプや問題集で補強
  • 類題を10〜20問解く
  • 間違った問題をひたすら復習、音読

文法のベースができると長文を読めるベースができます。

※英語は「単語・文法 → 読解」の土台が必須。
時間はかかる科目ですが、これ以上のやり方は無いので苦手文法の克服、地道な単語強化。これを続けていくだけです。

ちなみに受験用の薄い問題集というのは例えば、このようなものがあります。
秋以降になると各出版社が出してくれるので、レベル感を確認して取り組んでみてください。
秋以降に出るということは、時間がない中での対策問題となっているのでこれに取り組むのが最適ということです。

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数学|計算・大問(1)(2)の基本問題を落とさないことが“最重要”

数学の受験対策でいちばん重要なことは

計算問題を絶対に落とさない

まずはここが一番大切です。

正負、文字式、方程式、根号の入った計算はやり込みましょう。これは数学が比較的得意な子でも同様です。計算問題の失点は致命的なので、分からない部分は確実に潰してください。

苦手な単元でも、大問(1)(2)の基本問題だけは絶対に正解する

中学数学は分野がたくさんあるわけではありません。基本的な内容を理解していれば、大問の(1)(2)は解けるはずです。

苦手な分野の基本問題をやり込みましょう

これだけで数学は少なくとも平均点には乗ってきます。あとは、自分の取れる分野で点数を取っていくという方針でいけばOKです。

国語|読解は伸びにくいので、古文・漢文を優先

国語はこの時期、読解に時間をかけても大幅に伸びることは少ないです。

その代わりに、

古文と漢文は“短期間で点が伸びる”最強領域。

  • 中学生の古文は難しくなく、対策すれば取れるようになるのでここは得点源にしましょう。
  • 上記の対策問題集→過去問 という流れができれば安心です。

現代文は選択肢の解法だけ確認してください。

正解の選択肢は本文のどこにあるのか。不正解の選択肢は本文のどの部分から否定されるのか。
答えの正誤にとらわれず、上記の習慣をつけるだけで選択肢問題の正答率がグッと上がります!

理科・社会|覚えた分だけ点になる“コスパ最強科目”

理科社会は、その都度覚えれば“そのまま点に直結する”科目 です。

特に11月以降は伸ばしやすい。

過去問で出題分野の雰囲気をつかみ、
・対策問題集で苦手分野をおさらいし
・過去問でその都度覚え直す

これを愚直にやり込むのみ!

直前なので、どんどん覚えていけば受験まで忘れにくいです!
やるだけ伸びるコスパの良い科目なので、しっかりやりましょう!

家庭がやるべきサポートは“優先順位の整理”だけ

11月以降、子どもは焦りが強くなります。

家でゴロゴロしていたり、ゲームしていたりしますが実際ある程度プレッシャーは感じている状態です。
家庭ができるサポートはあくまでシンプルに。

■今日やるものを“2つだけ”決める

  • 「これとこれをやればOK」
  • ※全部やらせようとすると止まる

■できなかった日は翌日へ流す

  • 叱らない
  • 責めない
  • “明確な次の一歩”だけ伝える

家庭の役割は“勉強の道を整えること”だけでいい のです。

まとめ|11月からでも間に合う!優先順位をつけて取り組もう!

・11月からは優先順位がすべて
・過去問で弱点を3つに絞る
・分野ごとに最短ルートで穴を埋める
・英語は文法を薄い問題集で総ざらい
・数学は計算+大問(1)(2)で安定
・国語は古文・漢文
・理社は覚えた分がそのまま点になる

間に合うための条件は、「やるべきことを絞る」この一点だけです。

やることがはっきりすれば、この短い期間でグーンと伸びていくはずです!

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