定期テスト90点でも安心できない|基礎を固め直すべき理由

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定期テスト90点でも安心できない理由|基礎はいつ確認するかが重要

定期テストで90点前後を取れていると、
「しっかり理解できている」
「このまま進んで大丈夫」
と感じるのは自然なことです。

実際、定期テストは範囲が限られているため、直前に集中して覚え込めば高得点を取ることは十分可能です。
学校ワークを繰り返し、出やすい問題を押さえれば、点数そのものは作れます。

しかし問題は、定期テストが終わったあとに起こります。

定期テスト後、基礎は驚くほど抜けている

テストが終わってしばらく経ったあと、以前の単元の問題を解かせてみると、

  • 用語の意味があやふや
  • 解き方の手順を忘れている
  • ごく基本的な問題でも手が止まる

といった状態になることは珍しくありません。

特に、かなり基礎的な問題だけを集めた小テストを行うと、「90点を取っていたとは思えない得点」になるケースも多く見られます。

これは、勉強していなかったからではありません。
短期的に覚えた内容が、定着していないだけなのです。

応用問題が解けない原因は「基礎の抜け」

応用問題というと、特別に難しい力が必要だと感じがちですが、
実際の中身は基礎と基礎の組み合わせです。

  • 基本的な計算
  • 基本的な語順
  • 基本的な考え方

これらを前提に、条件が少し増えているだけです。

つまり、基礎が1つでも抜けていると応用は解けません
基礎が不安定なまま、どれだけ応用問題を解いても、点数は安定しないのです。

基礎の確認は「いつ」やるかで効果が変わる

基礎の復習は大切ですが、ある程度いつやるかを決めておかないと毎日の学校生活の中に組み込むのは難しいです。以下、このタイミングで組み込むとよいというオススメを示します。

定期テスト直後は「基礎確認のゴールデンタイム」

もっとも効果的なのは、定期テスト直後です。

  • どこを勉強したか覚えている
  • 記憶がまだ残っている
  • 抜けている部分に気づきやすい

この時期に、以前の単元の基礎問題だけを解かせてみると、本当に理解できているかがはっきり分かります。

ここでミスが多い単元こそ、今後つまずく可能性が高い部分です。

エビングハウスの忘却曲線に従うと、まずは直後に思い出すことは有効です。
ある程度覚えているときに思い出す作業をするだけで、効果が高いのでコスパのいい勉強ともいえます。

次の定期テスト直前では遅い

一方、次の定期テスト直前になると、

  • 新単元の勉強で手一杯
  • 基礎確認に時間を割けない
  • 結局また直前の詰め込みになる

という流れになりがちです。
基礎の確認は、テスト前ではなくテスト後に行うのが基本です。

学期の区切り・長期休みも有効

夏休みや冬休みなど、学校の進度が止まる時期も、基礎確認に向いています。
点数を気にせず、「理解が残っているか」に集中できるからです。

時間的にある程度経っているので、忘れていることも多いですがここで思い出す作業を行うことで長期記憶に定着しやすくなります。学期の区切りに復習を行うのは最もオススメできるタイミングです。

基礎確認でやるべき内容は「かなり簡単」でいい

基礎の復習というと、難しい問題をやらせたくなりますが、必要ありません。

  • 教科書レベル
  • 基本例題
  • 定義・用語・基本計算

簡単すぎる」と感じるレベルで十分です。

一度習ったことの復習だからと、基礎と基礎を組み合わせてやりたくなりますが、これが落とし穴。
ごく簡単な基礎からやり直すことで、こどもの勉強のリズムもついていきます。

欲張ると意外とできずに復習を嫌がる結果にもなるので、ここはしっかりと意識しましょう。

90点を取れる子ほど、基礎確認を後回しにしがち

点数が取れていると、

  • もう分かっていると思ってしまう
  • 応用問題に目が向きやすい
  • 基礎確認の優先度が下がる

という状態になりがちです。

しかし、学年が上がるほど差がつくのは基礎の安定度です。
基礎が固まっている子ほど、応用でも点が取れ、成績が崩れません。

まとめ|90点は「安心材料」ではなく「確認の合図」

定期テストで90点を取れるのは、立派な成果です。
ただし、それはゴールではありません。

「基礎が本当に残っているか」を確認する合図だと考えると、その後の学習の質は大きく変わります。

テスト直後や学期の区切りに、あえて基礎に戻れるかどうか。
それが、成績が伸び続けるかどうかの分かれ目です。

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