きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集

きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集は、
公立高校入試で必要となる基礎〜標準レベルに絞った問題集です。
ただし、誰にでも向く教材ではありません。
この問題集が効果を発揮するのは、
- 過去問で70点に届かない
- 何を復習すべきか迷っている
- 難問に進む前に基礎を立て直したい
といったケースです。
この記事では、この問題集の特徴・対象となるレベル・効果的な使い方を整理し、選ぶべきかどうかの判断材料を提示します。
過去問でつまづいた単元の復習に最適
この問題集は、基礎からやり直すための問題集でも、入試の実戦演習用問題集でもありません。
位置づけとして最も近いのは、
過去問を解いて見えてきた弱点を、基礎レベルから補強するための教材
と言えます。
高校入試対策が進んでくると、「次は何をやらせればいいのか分からない」という状態に陥ることがよくあります。
難しい問題集に進むべきなのか、それとも基礎に戻るべきなのか。判断がつかないまま、勉強が空回りしてしまうケースも少なくありません。
この問題集は、そうした“次に何をやるか迷ったとき”に、やるべき内容を整理するための1冊です。
最大の特徴:基礎に絞っているのに、入試につながる理由
この問題集の最大の特徴は、「本当に基礎〜標準レベルに絞っている」点にあります。
ただし、よくある「やさしい問題集」とは性質が異なります。
- 扱っている内容は基礎〜標準レベル
- しかし、その確認問題は実際の入試問題
という構成になっています。
つまり、
基礎レベルの理解が、入試問題の中でどこまで通用するかを確認できる
ように設計されています。
基礎問題だけを解いて終わるのではなく、「この基礎が、入試ではこう問われる」という形で、自然に入試レベルへとつながっていきます。
この基礎 → 入試問題への橋渡しが、この問題集の一番の価値です。
なぜ70点以下で伸び悩んでいるのか
原因は「応用」ではなく「基礎」にある
過去問で70点を下回る場合、多くの保護者がまず思い浮かべるのは、「応用問題が解けていないのでは?」
という点だと思います。
しかし、実際には逆のケースが非常に多いです。
公立高校入試では、配点の高い問題の多くが、基礎〜標準レベルに集中しています。
70点以下で伸び悩んでいる場合、
難問が解けないのではなく、本来取れるはずの基礎〜標準問題を落としている
ことが原因になっているケースが目立ちます。
定義の理解不足、典型的な解き方の抜け、基本手順のあいまいさ。
こうした「小さな基礎の欠落」が積み重なり、結果として大きな失点につながっています。
だからこそ、基礎〜標準に絞り、その内容を入試問題で確認できるこの問題集は、
70点以下で伸び悩んでいる層と、非常に相性が良い
と言えます。
この問題集の対象となるレベル
この問題集が最も力を発揮するのは、過去問で70点を下回っているケースです。
この点数帯の生徒は、
- 勉強量はそれなりに積み重ねてきた
- しかし、点数に結びつかない
- どこを立て直せばいいのか分からない
という状態にあることが多く見られます。
その場合、
「基礎ができていない」のではなく、「入試で通用する基礎になっていない」
というケースが非常に多いです。
この問題集は、そのズレを修正するための教材です。
逆に言えば、
- 定期テストでは点が取れていた
- 学校ワークは一通り終えている
という子でも、過去問で70点に届かないなら、十分に検討する価値があります。
この問題集の効果的な使い方
効果的な使い方の基本は、次の流れです。
- 過去問を解く
- 失点が多かった単元を確認する
- その単元だけ、この問題集で基礎を確認する
- 再度、過去問や類題に戻る
つまり、
過去問 → 本書 → 過去問
という往復が基本です。
単元を絞って使うことで、
- 抜けている基礎が明確になる
- 配点の高い問題での失点が減る
- 点数の伸びが実感しやすい
という好循環が生まれます。
向かないケース・注意点
次のような場合は、別の教材を検討した方がよいでしょう。
- 過去問で 80点以上を安定して取れている
- すでに基礎〜標準は固まっている
- 難問・実践演習を増やしたい段階にある
この問題集は、
- 難関校向けの演習
- 思考力重視の応用問題
を目的とした教材ではありません。
役割を誤ると、「簡単すぎる」「物足りない」と感じてしまう可能性があります。
まとめ:この問題集を選ぶかどうかの判断軸
最後に、この問題集を選ぶべきかどうかをシンプルに整理すると以下のようになります。
- 過去問で70点未満
- 何を復習すればいいか分からない
- 基礎から立て直しつつ、入試につなげたい
この条件に当てはまるなら、非常に相性の良い問題集です。
過去問で70点を目指したい!
ほとんどの場合でこの問題集は最小の努力で最大の結果を出しやすい教材と言えると思います。
旺文社らしいオーソドックスで非常にできのいい教材だと思います。
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