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やっても伸びない勉強のやり方していませんか?

「頑張っているのに成績が上がらない…」
そんな悩みを抱えている中学生や保護者は少なくありません。
でもその原因は「勉強量の不足」ではなく、実は 勉強のやり方の癖(NG習慣) にあることが多いんです。
今回は中学生にありがちなNG習慣を紹介しながら、改善のヒントをまとめます。
成績が伸びない子に共通するNG勉強習慣
NG習慣① やる気に頼った勉強(やる気が出るまで勉強しない)
- やる気は待っていても出てこない
- 改善法:まず「5分だけやる」と決める
NG習慣② とりあえず時間だけ机に向かう
- 時間を過ごすことが目的化 → 逆効果
- 親や本人も気づきにくいので 成果の確認 が必要
- 改善法:問題集の進み具合をチェック/同じ成果なら短時間で終える
NG習慣③ テスト前だけ一気に詰め込む
- 一夜漬けは短期的には効果あり → でも定着しない
- 改善法:毎日の小さな復習(翌日5分でOK)
👉 関連記事:定期テスト1週間前にやるべき家庭学習法まとめ
NG習慣④ わからない部分を放置する
- 積み残しが後々の大きな壁に
- 改善法:その場で解決(質問/調べる/映像授業)
- 特に スタディサプリ はスキマ時間で繰り返し見られて便利
👉 関連記事:スタディサプリだけで成績は上がる?実体験と効果
NG習慣⑤ 丸つけして赤字で解答を書くだけでやった気になる
- × 赤で答えを書くだけ
- ◯ 「なぜ間違えたか」を分析する
- 改善法:解き直しノートを使う
👉 関連記事:解き直しノートの作り方
NG習慣⑥ ノートまとめばかりに時間をかける
- 見た目はきれいでも得点に直結しない
- 改善法:まとめより演習を優先する
✅ チェックリスト:うちの子は大丈夫?
- 「やる気が出ない」と言い訳していないか
- 勉強の成果を時間ではなく「量と質」で確認しているか
- テスト直前だけでなく、普段から復習できているか
- わからない部分を放置していないか
- 丸つけ後に解き直しをしているか
- ノートまとめで満足していないか
1つでも当てはまるなら、NG習慣にハマっているサインです。
親ができるサポートポイント
- 「勉強しなさい」ではなく、習慣づけを意識した声かけ
- NG習慣に気づかせ、改善のきっかけを与える
- ご褒美は習慣化のスタートとして有効
👉 関連記事:親の関わり方で成績が伸びる具体例
まとめ:「やらないこと」を減らすのが成績アップの近道
成績が伸びない子には共通するNG習慣があります。
まずは新しい勉強法を探す前に、やらなくていいことをやめる のが大切。
小さな改善を積み重ねれば、結果は自然とついてきます。
「わかってはいるけど、つい習慣に流されてしまう…」
そんな気持ちを抱えながらも、少しずつ工夫していくことが成績アップの第一歩です。
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