MENU

勉強のご褒美制度の上手な取り入れ方【中学生向け】

目次

勉強のきっかけとしてご褒美は全然アリ!

「ご褒美は良くない」と耳にすることもありますが、勉強習慣をつけるきっかけとしてはとても有効です。
大人だって「仕事帰りの一杯」や「週末のスイーツ」で頑張れるように、子供にとってもご褒美はモチベーションになります。

この記事では、ご褒美制度を上手に活用し、無理なく勉強を続けられる工夫を紹介します。

ご褒美制度が効果的な理由

  • やる気を引き出す:脳の報酬系が刺激され、自然と「もう少し頑張ろう」という気持ちになる
  • 「やらされ感」を減らす:自分で選んだご褒美があると、「やらないといけない」から「やりたい」に気持ちが変わる

全部当たり前のことを言っているように聞こえますが、嫌々やらされるのと、少しでも自分から前向きに取り組むのでは大きな違いがあります。小さなことですが、成果は大きく違ってきます。

ご褒美のNGな使い方
  • テスト前だけご褒美を与える(短期的で習慣化しない)
  • 高価すぎる/頻度が多すぎる(依存や逆効果の原因)
  • 親がコントロールしすぎる(「ご褒美のためにやらされている」と感じてしまう)

ご褒美の上手な取り入れ方

小さな目標に小さなご褒美

ワーク1冊終わったら好きなお菓子や本を買うなど、手軽に達成できるルールがおすすめです。

子供と一緒に決める

本人が「これなら頑張れる!」と思えるものを一緒に選びましょう。

物以外のご褒美も活用

お出かけ、ゲームの時間、親との特別な体験なども効果的です。

習慣化に合わせてご褒美を減らす

「勉強が当たり前になったら、ご褒美は特別なイベント」にシフトしましょう。

実例:実際に我が家が取り入れている勉強ポイントノート

我が家の勉強ポイントシステム

問題集2ページ=1ポイント
定期テスト80点以上=1ポイント
定期テスト90点以上=3ポイント

などなど。実際はもう少し細かくて、問題集の難易度とかでも分けたりしています。

ポイントが貯まると、本人が欲しいご褒美(ポケモンカードやマンガ本など)と交換できます。
この辺のご褒美をどれにするかも、親のセンスが問われます。

そもそも、日能研など大手進学塾でも取り入れられているポイント制度。家庭で取り入れない理由はありませんよね。実際に取り入れてみると、勉強に取り組むためのハードルが少し下がります。
それが続くといつの間にか習慣化に。目標に対して頑張るのは脳科学的にも理にかなった行為です

ポイント設計の工夫

  • 過程(問題集を進める努力) にポイント
  • 成果(テストの点数という結果) にポイント

両方を評価することで「努力の継続」と「成果の達成感」を同時に体験でき、勉強が続きやすくなります。

実際のエピソード

  • 問題集を進めてポイントを得るために「あと1ページやろう」と自分で工夫するように!
  • テストで90点を取って3ポイントを獲得したとき、本人なりの達成感も!
  • テスト期間が嫌な時間ではなく、ポイントのボーナスタイムに

ご褒美の種類とメリット・注意点

ご褒美の種類メリット注意点
お菓子・小物手軽で喜ばれる頻度が多いとマンネリ化
本・カードなど勉強にもプラスの効果コストがかかる場合あり
体験型(遊び・外出)思い出になる、親子の絆UP頻度は調整が必要
ゲーム・動画時間即効性があるルールを決めないと逆効果

成長段階に合わせて、ご褒美の種類を工夫するのもおすすめです。
このあたりはご家庭の価値観で様々なので、結構しっかり考える必要があります。

親の声掛け例

「あと1ページでポイントだね!ここまでやってみよう」
「この前のテストで3ポイントゲットできたね。よく頑張ったね!」
👉 ご褒美は「褒め言葉」とセットにすることで、子供の自信がさらに育ちます

ご褒美と相性の良い勉強習慣

ご褒美制度は、他の勉強習慣と組み合わせるとさらに効果が高まります。

ご褒美制度チェックリスト

ご褒美制度を上手に使えているか確認してみましょう。

□ 小さな目標に設定している
□ ご褒美は子供と一緒に決めた
□ 過程と成果の両方にご褒美がある
□ 物だけでなく体験型も取り入れている
□ やらせるだけでなく、習慣化できるように促している

まとめ

  • ご褒美は「勉強を習慣化する入口」として有効
  • NGな使い方を避けて工夫することで、やる気を引き出せる
  • ポイント制のように「過程と成果」を両方評価する仕組みが特におすすめ

子供に合ったご褒美を見つけて、勉強を前向きに続けられる環境を整えていきましょう

コメント

コメントする

目次